写真:PAKUTASO

今回は静的ストレッチの回復について。

静的ストレッチは疲労回復や痛みの回復に効果があるのか?

その辺りを簡単に書いていこうと思います。

ストレッチに疲労回復の効果はない

一般的にストレッチは『疲労回復効果がある』と言われてきました。

しかし、最近の研究から考えると、どうやらストレッチに疲労回復効果は無い可能性が高いようなのです。

それどころか、激しいフィジカルトレーニングの後にストレッチをすると、その後の回復も遅れてしまうようです。

ストレッチの疲労回復に関する研究結果

ストレッチの疲労回復に関する研究も行われています(E.Robey et al., 2009)。

研究では、アスリートに思いっきり運動をしてもらった後に

①ストレッチ
②温たたかいお風呂と冷たいお風呂を交互に入ってもらう
③ただ安静にしてもらう

という三つの方法を試してもらうという実験です。

その結果、どの方法でもあまり変わらなかった・・・。

つまりこの研究では、ストレッチでの疲労回復効果はほとんどないという結果が出たのです。

ストレッチに痛みを改善する効果はない

『でも、ストレッチすると痛みとかなくなるじゃん』なんてことを考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ストレッチで痛みが楽になったように感じるのは、簡単に言えば痛みを感じる神経が鈍感になったからで、回復したからではないのです(詳しくは機会があったら書こうと思っています)。

その点についても研究が行われており、その結果痛みを抑える効果は無く、中には痛みが強くなった人もいたようなのようなのです(Herbert and Noronha 2007)。

ストレッチをすると筋肉の微細損傷の修復が遅くなる

ちなみに、とても強い運動をして筋肉を酷使すると、簡単に言えば筋肉は微細な損傷を起こすと言われています。

この微細損傷が修復されることが、いわゆる『回復』の基準の一つとなります。

しかし、この微細な損傷を起こしている筋肉をストレッチすることは、微細損傷・・・つまり筋肉の傷口を広げてしまうことになるのです。

筋肉の傷口を広げれば、当然治るのは遅くなりますよね?

このような理屈から、『ストレッチをすると回復が遅くなってしまう可能性が有る』ということが言えますし、激しい運動の後はストレッチをしすぎないように注意することが必要となります。

まとめ

このようにストレッチは一つ間違えば回復を遅らせてしまう可能性すらあるモノですから、適切な目的で活用することが求められます。

ではその適切な目的とは何なのか?

その辺りを次回以降のブログで書いていこうと思います。

ということで。

それでは皆さんまた次回♪

 

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