姿勢を良くすると、背骨の変形を予防できる

写真:flickr

こんにちは。

上の絵の方・・・だいぶ背中が曲がっていますね~。

ここまで曲がっているとさすがに背骨が変形しているかも。。。

とまあジョークはここまで。

今回は「姿勢を良くすると背骨が曲がること(変形)を予防できる」ということについて書いていこうと思います。

なぜ背骨が曲がるのか

「背骨が曲がることを予防できる」ということを理解するためには、「なぜ背骨が曲がるのか?」を知る必要があります。

ということでまずは背骨の絵を見ていただきます。

そして説明をしやすくするために腰の骨だけを取り除きます。

この青で囲んである方が背骨の中でもお腹側です。

この背骨は姿勢を悪くするとお腹側に曲がることが多いです。

そして前側に背骨が曲がった場合、背骨に掛かる体重は、絵の青い丸で囲んでいるあたりに集まります。

そうすると、この体重により青○で囲んである部分の背骨が押しつぶされて変形をしてしまうのです。

姿勢を良くすると体重が背骨の前側に偏らなくなる

姿勢を良くすることで背骨が前に曲がることはなくなります。

その結果、背骨の前側(お腹側)に体重が集中して掛かることはなくなります。

この体重の偏りがなくなることで背骨が潰れにくくなります。

潰れた背骨は元には戻らないので予防をしっかりと

ちなみに姿勢を悪くしていたことで背骨の形が変わってしまった場合、潰れた骨自体が戻ることはありません

骨が潰れてしまうことで良い姿勢に戻せなくなってしまい、良い姿勢の恩恵を受けられなくなります。

そういったことからも背骨がつぶれることの無い様に、できるだけ若い時から姿勢を良くして、背骨が変形することを予防することが大事です。

ちなみに姿勢の悪くなる要因は、背骨の変形だけではありません。

その様なことから考えると、背骨の変形があったとしても姿勢の改善は可能です。

勿論、背骨が変形していなかった時には戻せませんが、ある程度の改善は可能ということです。

ですから高齢者の方も姿勢の改善にトライしてみる価値はあると思っています。

高齢者の方でも姿勢の改善はトライする価値が有ります

ちなみに姿勢の悪くなる要因は、背骨の変形だけではありません。

例えば胴体にある靭帯や筋肉が悪い姿勢のまま硬くなることで、姿勢が悪くなっていることも多いです。

その様なことから考えると、背骨の変形があったとしても姿勢の改善は可能です。

勿論、背骨が変形する前には戻せませんが、ある程度の改善は可能ということです。

ですから高齢者の方も姿勢の改善にトライしてみる価値はあると思っています。

まとめ

このようなことから姿勢を良くすることで背骨が変形していくことを防ぎ、いくつになっても良い姿勢でいられるようになります。

姿勢を良くすることは様々なメリットが多いです。

ですからできるだけ姿勢を良くして、背骨が変形してしまうことを予防して欲しいなと思っています。

ということで。

それでは皆さんまた次回♪

 

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塚越接骨院

千葉県鎌ヶ谷市中央2-23-18

tel:047-404-5558

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この記事を書いた人

塚越 弘憲
塚越 弘憲塚越接骨院 院長
施術歴10年

整形外科や接骨院で研修を重ねる中で姿勢の重要さに気付く。
それ以来、解剖学・生理学だけでなく、力学・生物学・進化学といった分野の科学的根拠にも基づいて姿勢改善と言うものを考え続ける。
今ではそれらの知識を活かし『本当の良い姿勢』についてお伝えしながら皆様の姿勢改善と健康をサポートしております。

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