「記憶の干渉」を理解すると運動の上達にも役立ちます。
こんにちは。
年末なのにかなり暖かくて正直困惑している塚越です。
今回は前回記事『記憶の干渉って知ってますか?』の続き。
「記憶の干渉」が運動にも役立つという話。
厳密に言うと「記憶の干渉をしないようにトレーニングをすると運動の上達に役立ちますよ」というお話です。
ちなみにこの「記憶」というものと「運動の上達」というもの。
神経系を解剖学的、生理学的に見た時に、体の中で起きていることは一緒と言われています。
ですから「運動の上達」っていうものは言い方を変えると、「上手にできる体の動かし方を覚えること」とも言えるのです。
ということは「運動は記憶」とも言えますよね。
なので運動にも「記憶の干渉」って起きるんです。
つまりは・・・似た動作を練習していると覚えが悪くなるということに。
う~ん。
衝撃的です。
危険ですね。
分かりやすくするために例を上げると
サッカーの練習で
「右足のストレートのキックと右足のカーブのキックを練習」
という練習方法だと似た動作なので記憶の干渉が起きてしまい覚えづらいので
「右足のストレートのキックとヘディングの練習」
という方が動作が似ていないので、記憶の干渉が起きず覚え易い。
つまり上達しやすいということになる。
みたいな感じです。
なにか逆に分かりずらくなった気もしますが・・・
そんな感じで「記憶の干渉」が運動の上達にも関与してるんです。
ちなみにこの「記憶の干渉」はおおよそ6時間経つと起こらないようで、似た動作でも練習の間隔を6時間開ければ良いそうです。
そんな運動の上達ですが・・・
「そうは言っても・・・習得する技術が多かったら・・・一つに絞って練習するなんて無理じゃない?」
なんて思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし。
そんな悩みをお持ちの方に朗報です。
実は。
「学習の転移」というものによって解決可能なのです。
で。
それを書いていこうと思うのですが・・・
ちょっとパソコン画面を見すぎたせいか目が疲れてきたので今回はここまで。
この続きは次回で。
ということで。
それでは皆さんまた次回。
続きはこちらをクリック→「学習の転移はすごいですよ。」
この記事を書いた人
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施術歴10年
整形外科や接骨院で研修を重ねる中で姿勢の重要さに気付く。
それ以来、解剖学・生理学だけでなく、力学・生物学・進化学といった分野の科学的根拠にも基づいて姿勢改善と言うものを考え続ける。
今ではそれらの知識を活かし『本当の良い姿勢』についてお伝えしながら皆様の姿勢改善と健康をサポートしております。
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