三角靭帯損傷(足首の捻挫)

三角靭帯のイラスト

この絵は足首の内側(内くるぶしの方)を見た絵です。

青い○で囲んである部分を三角靭帯といいます。

今回はこの三角靭帯損傷についてを簡単に書いていこうと思います。

三角靭帯損傷とは?

まず三角靭帯の場所ですが、前述した通り足首の内くるぶしの下に有ります。

上にも絵が載せてありますが、もう一度絵で確認してみましょう。

三角靭帯の場所を説明したイラスト

この絵は足首を内くるぶし側見た絵です。

この絵の青○で囲んである部分が三角靭帯です。

そしてこの三角靭帯は足首を捻った時に損傷することが多いです。

ちなみにどのように足首を捻ると三角靭帯を痛めるのかというとこんな感じ。

三角靭帯を損傷する時の足首の捻り方

上の絵の様につま先が外に回された時に痛めることが多いです。

ちなみに

三角靭帯を損傷する時の足首の捻り方 2

という感じで足首を捻った時でも、三角靭帯が骨と骨に潰される感じで損傷することも有るようです。

症状

そんな三角靭帯では足の内くるぶし周辺に症状が出ることが多いです。

症状としては

  • 痛み
  • 腫れ
  • 内出血

等が基本です。

ただし軽度の場合は内出血が見られなかったりすることが有ります。

三角靭帯損傷の起きやすいスポーツ

三角靭帯がを損傷しやすいスポーツは「足が引っ掛かる」「足がもつれたまま倒れる」といったようなことが多いスポーツです。

具体的に述べると

  • サッカー
  • ラグビー

に多いです。

しかし、対人の競技であれば損傷する可能性は低くないので、注意が必要です。

応急処置

応急処置としては

  • 安静
  • アイシング
  • 患部を圧迫する
  • 患部を心臓より高く上げる

といった通称RICEを行っておけば、間違いはないと思います。

初期処置はとても大事なので、できれば病院や接骨院に受診した方が良いとは思います。

ですが病院や接骨院が開いていないこともあるでしょう。

そんな時は最低でも安静にして、患部を高く上げるという処置は行ってほしいですね。

安静にすることと、患部を高く上げることは誰にでもできる処置ですし、個人的に一番重要な応急処置だと思っているので、痛めた時は行って欲しいと考えています。

ちなみにRICEについて述べた記事を書いたことも有りますので、詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。

まとめ

そんな三角靭帯は当然ですが重要な靭帯です。

個人的には痛みが残りやすい靭帯でもあると思っています。

初期処置や治療・リハビリをしっかり行い、無理せずきちんと治すことをおススメ致します。

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この記事を書いた人

塚越 弘憲
塚越 弘憲塚越接骨院 院長
施術歴10年

整形外科や接骨院で研修を重ねる中で姿勢の重要さに気付く。
それ以来、解剖学・生理学だけでなく、力学・生物学・進化学といった分野の科学的根拠にも基づいて姿勢改善と言うものを考え続ける。
今ではそれらの知識を活かし『本当の良い姿勢』についてお伝えしながら皆様の姿勢改善と健康をサポートしております。

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