運動をすると変形性膝関節症のリスクが減る?

写真:Luff & Piece

凄く楽しそうですね~。

どうやらウォーキングをしているようです。

ちなみにこんな楽しいウォーキングによって変形性膝関節症を予防することができるかもしれない

そんな研究結果があるそうです。

今回はそんな研究の結果も合わせて変形性膝関節症について書いていきたいと思います。

変形性膝関節症とは

まず「変形性膝関節症とはどんな病気か?」を簡単に説明していきます。

変形性膝関節症とは膝の軟骨が減少するなどして痛みが出てしまう病気です。

  • 階段の下り
  • 歩行
  • 屈伸運動

といった時に痛みが出やすいですが、階段の上りで痛みが出る時もあります。

それと膝が曲がらないなんて症状も代表的ですね。

日本では患者数700~1000万人いるといわれています。

そして予備群にいったては3000万人にも及ぶと言われているそうです。

凄く多いですね。

研究内容

そんな凄く多い変形性膝関節症について、アメリカのボストン大学で研究が行われました。

研究の内容を簡単に述べると

1788名の変形性膝関節症患者を対象にして、一日の歩数と痛みの関係を2年に渡って調査した。

※平均年齢67歳。六割が女性。

といった感じ。

そして

一日当たりの歩数が1000歩増えるごとに、痛みが出て歩行に支障をきたすリスクが17%減った

という結果が出たそうです。

このような研究の結果から考えると、変形性膝関節症の痛みを予防するためには、歩くことが良さそうな感じがしますね。

ちなみにどのくらいの歩行数からハッキリと効果が出始めるのかといいますと

基本的には6000歩。

だそうです。

ですからこの記事を読んだ方は

6000歩のウォーキングを一つの基準にしてみることをお勧めします。

もちろん、「6000歩なんて少なすぎる!」と思っている方はどんどん歩いて欲しいですね。

でも歩いてても痛くなる人はいる

しかし、

健康のためにウォーキングをしているけれども膝が痛い

といった方がいるのも事実。

そして、

痛みが出てしまい仕方なく運動を控えている

という場合も結構多いのではないでしょうか?

このように「運動をしているにも関わらず膝が痛くなってしまった」という場合は、歩き方に問題があることが多いと、個人的には考えています。

歩き方の問題点を改善し、ウォーキングをできるだけ長く続けていって欲しいですね。

まとめ

ウォーキングをはじめとした運動は変形性膝関節症の予防として、とても良いです。

ですから、無理のない程度に。

そして歩き方にも気を付けて運動に励んでいって欲しいですね。

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この記事を書いた人

塚越 弘憲
塚越 弘憲塚越接骨院 院長
施術歴10年

整形外科や接骨院で研修を重ねる中で姿勢の重要さに気付く。
それ以来、解剖学・生理学だけでなく、力学・生物学・進化学といった分野の科学的根拠にも基づいて姿勢改善と言うものを考え続ける。
今ではそれらの知識を活かし『本当の良い姿勢』についてお伝えしながら皆様の姿勢改善と健康をサポートしております。

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