姿勢が曲がらないように予防することの重要性と、自分でできる予防法。

今回は「姿勢が悪くなることを予防することの重要性と、自分でできる予防の方法」について簡単に書いていこうと思います。

姿勢が悪くならない様に予防することの重要性

まずは「姿勢が悪くならないように予防することの重要性」について書いていきます。

そしてその重要性をわかって頂くために、「ある93歳の高齢者の方の話」をしていこうかと思います。

普通、人間は93歳にもなると「おばあちゃん」と呼ばれることが多いですよね?

でもその方・・・あまりにも姿勢が良かった為に「おばあちゃん」という感じに見えなかったそうです。

そんなこともあり近所の方々からは「お姉さん」と呼ばれていました。

そんな姿勢の良いおばあさん・・・いや、93歳のお姉さん。

姿勢については、若い頃からかなりこだわっていたそうです。

そう・・・その93歳のお姉さんは姿勢の予防としてかなり姿勢を意識していたんです。

それに対し、前回のブログでお話しした「リハビリに積極的な80代の方」。

予防はしていませんでした。

リハビリや体操を積極的に行うことにより姿勢改善はしましたが・・・

背筋がピンとした訳ではありませんでした。

二人とも凄く頑張られた方なので、本来は比べる様なことではないのですが・・・

予防の大切さを皆さんにわかって頂く為に、あえてお二人を比べさせて頂くと

「予防をしていたので93歳になっても背筋がピンと伸びていた」という方
「80代でリハビリや体操で改善はしたものの背筋がピンと伸びた訳ではではなかった」という方

と、違いがでることになります。

こういう結果からと考えると良い姿勢でいるためには、やはり「背骨が曲がることを予防することが大事」だと思います。

ちなみに「福島県立医科大の白土修教授」や「東京大学医学部付属病院22世紀医療センターの松平浩特任准教授」も予防が大事と呼びかけているみたいです。

このようなことからも、姿勢が悪くなる前にできる限り予防をすることの重要性がわかりますね。

自分でできる予防方法

そんな予防が大事な姿勢ですが、姿勢が曲がらないように予防する為に自分でできることが有ります。

それは、とにかく良い姿勢を心掛けること。

すごく単純ですが、専門家の診察を受けずに、自分だけで姿勢改善をして行く方法としては一番安全で効果が高いです。

勿論、姿勢を効果的に良くするための体操なども沢山あります。

しかし、体操やトレーニングには相性が有ります。

個人個人で体の状態は違うので

「この方法が良いですよ!」

といった体操やトレーニングが有ってとしても、それが全員に合った体操やトレーニングだとは限らないということです。

そして、もし仮に自分に合わない体操やトレーニングを行ってしまっていた場合、ケガや痛みにつながってしまう可能性を高めてしまうでしょう。

その様なことから考えると、まずは良い姿勢を心掛けることから始めるのが無難なのではないかと考えています。

ただし、「良い姿勢はどんな姿勢か?」を理解して頂くとわかると思うのですが、姿勢を良くするということも意外と難しいことでもあります。

もし仮に、姿勢を良くして痛みが出たり、疲れやすくなった時は、自分では良い姿勢にしているつもりでも姿勢が良くなっていないことが考えられるので注意が必要です。

まとめ

この様に姿勢は出来るだけ早い時期から良くしておいた方が良いでしょう。

姿勢を心掛けることは少し大変かもしれません。

しかし、未来の健康の為と思い頑張って欲しいですね。

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この記事を書いた人

塚越 弘憲
塚越 弘憲塚越接骨院 院長
施術歴10年

整形外科や接骨院で研修を重ねる中で姿勢の重要さに気付く。
それ以来、解剖学・生理学だけでなく、力学・生物学・進化学といった分野の科学的根拠にも基づいて姿勢改善と言うものを考え続ける。
今ではそれらの知識を活かし『本当の良い姿勢』についてお伝えしながら皆様の姿勢改善と健康をサポートしております。

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