潰れた椎間板

良い姿勢を維持する為の椎間板は、対策を何もしなければ潰れていってしまうものです。

しかし、椎間板についての知識を得て、しっかりと対策をすることで椎間板はかなり良い状態で維持することができますし、ある程度は改善をすることも可能になります。

ということで今回は『椎間板が潰れてしまうメカニズム』について解説していこうと思います。

椎間板が潰れてしまうメカニズムを知ることは、椎間板が潰れてしまうことを予防したり、改善方法を理解する為に必要なステップです。

そして、そういった知識を患者様が持つことは、患者様自身の健康を増進することにもつながりますので、是非最後まで読んでみて下さい。

椎間板の構造

椎間板が潰れてしまうメカニズムを理解するためには、『椎間板の構造』を理解することが必要です。

ということで、まずは椎間板の構造を簡単に説明していこうと思います。

ちなみに椎間板の構造をより分かり易く解説した記事も有りますので、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ではまずはこちらのイラストをご覧ください。

椎間板の構造

このイラストは椎間板を上からのぞいたものです。

イラストにも書いてある様に椎間板は中心部の『髄核』と髄核を取り囲む『繊維輪』で構成されています。

繊維輪は繊維状の組織で、髄核はゼリー状の組織です。

髄核は水分を80%も含んでいて、この髄核の水分量は椎間板が潰れてしまうことと深く関係しています。

椎間板が潰れてしまうメカニズム

では椎間板の構造を知って頂いたところで、椎間板が潰れてしまうメカニズムについて解説していこうと思います。

椎間板が潰れてしまう時は、まず椎間板に荷重が掛かります。

こんな感じに。

荷重が掛かっている椎間板

このイラストの赤い矢印が椎間板に掛かる荷重を表しています。

そしてこの様に椎間板に掛かる荷重が大きくなり過ぎると髄核に含まれる水分が椎間板の外に出ていってしまいます。

その様子もイラストで見てみましょう。

荷重がかかり過ぎて水分が外に出てしまっている椎間板

こちらのイラストの赤い矢印は先ほどのイラストと同様で、椎間板に掛かる荷重を。

そして、水色の矢印が水分の移動を表しています。

この様に椎間板に荷重が掛かりすぎると椎間板の髄核に有る水分が椎間板の外に出て行ってしまいます。

そして水分が失われた椎間板は弾力性を失い、徐々に潰れていってしまいます。

こんな感じに。

潰れた椎間板

この様に椎間板がつぶれてしまう理由は、椎間板に荷重が掛かることで、椎間板内(髄核)の水分が抜けてしまうからなんですね。

まとめ

ここまで述べてきた様に、椎間板が潰れてしまうのは椎間板から水分が出ていってしまうから(水分の移動が有るから)です。

そして、この水分の移動は椎間板の状態を改善する時にも深く関係してくるため、この椎間板が潰れてしまうメカニズムを知っておくことは椎間板の状態の改善や維持をする時に役に立ちます。

ですから、今回お話ししたことをしっかりと覚え、姿勢の改善と健康増進に活かして欲しいと思います。