運動をする時のエネルギー。
画像:GATAG
これは風力発電ですね。
風の力を利用してエネルギーを作り出しています。
ということで、今回はエネルギーについて。
そんなエネルギーの中でも「運動の時に使うエネルギーは何なのか?」。
それを簡単に書いていこうと思います。
目次
運動時に使うエネルギーはATP
体を動かす時に必要不可欠なのがATP(アデノシン三リン酸)という化合物です。
このATPはアデノシンという物質一つと、リン酸という物質三つから構成されています。
このATPがエネルギーを供給することによって筋肉を動かすことができます。
どのようにエネルギーを供給するのか
前述しましたが、ATPは一つのアデノシンと三つのリン酸で構成される分子です。
そんなATPからリン酸が一つ離れる瞬間にエネルギーが放出されます。
その時に放出されたエネルギーが筋肉を動かすことに使われます。
ATPは貯蔵されている量が少ない
このように筋肉を動かす時に必要なATP。
しかしこのATPはエネルギーを放出した後にADPという物質に変わってしまいます。
そのため運動を行う事でエネルギーを使うとATPの量は減ってしまいます。
さらに筋肉の中にはATPが少ししか貯蔵されておらず、運動のためのエネルギーの蓄えとしては不十分です。
この様な事から運動に必要な分のATPを体内で作る(再合成する)必要があるんです。
ATPを作る生体機構
そんなATPを作る生体機構には
・ホスファゲン機構
・解糖
・酸化機構
の三つのエネルギー機構が有ります。
良く「無酸素運動」とか「有酸素運動」とか言われるものですね。
次回から、そんなATP補充のエネルギー機構について書いていこうと思います。
ということで。
それでは皆さんまた次回♪
この記事を書いた人
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施術歴10年
整形外科や接骨院で研修を重ねる中で姿勢の重要さに気付く。
それ以来、解剖学・生理学だけでなく、力学・生物学・進化学といった分野の科学的根拠にも基づいて姿勢改善と言うものを考え続ける。
今ではそれらの知識を活かし『本当の良い姿勢』についてお伝えしながら皆様の姿勢改善と健康をサポートしております。
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