膝が痛そうですね。

ということで今回は膝の痛み。

その中でも変形性膝関節症について簡単に書いていこうと思います。

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは膝の軟骨がすり減ることが原因で起きる膝の痛みです。

ちなみに膝のどのあたりの軟骨がすり減るのかというとこのあたりです。

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この絵は膝をお皿がある方から見たもので、向かって右側が膝の内側になります。

ですから青丸がついている場所は膝の内側で、この場所の軟骨がすり減るとされています。

ですから痛む場所も、膝の内側が痛むことが多く、絵で見るとこのあたりになります。

関節がすり減っている場所とほぼ同じですね。

ちなみに膝の裏が痛む時も有るので、膝の裏が痛む時も変形性膝関節症の疑いがあります。

症状

変形性膝関節症の症状は

・膝の内側を押すと痛い
歩くと痛い
・階段を上たっり下ったりする時に痛い
・膝を曲げると痛い
・立ち上がる時に痛い

といったものが多いです。

軟骨がすり減る要因

前述したように変形性膝関節症は膝の軟骨が擦り減るなどの理由で痛みが出ます。

そんな軟骨がすり減る要因は、「関節に掛かる負担に偏りが有ること」が一番大きいと言われています。

つまり「膝の内側に体重などの負担が集中してしまい内側の軟骨がすり減ってしまう」ということです。

ちなみに膝関節の内側に負担が集中する理由は

「歩き方」や「階段の上り方・下り方」など日常生活の動作に問題がある

という場合が多いです。

治療方法

この変形性膝関節症の治療方法としては

・外科的療法
・注射
・薬物療法
・物理療法
・運動療法

等があります。

外科的療法

この方法は簡単に言えば「手術」です。

人工関節にする手術や膝にできたトゲトゲを取る手術など様々な手術方法が有ります。

個人的には変形性膝関節症は手術をしなくても治る場合が多いと思っているので、手術は最終手段とするのが良いと思っています。

注射を打つ

関節内に注射で薬を入れることで症状の改善をする方法です。

特に有名なのが「ヒアルロン酸」を注入する方法ですね。

ヒアルロン酸で関節の滑りを良くすることで症状を改善します。

ただし定期的にヒアルロン酸を打ちに行く必要があります。

ちなみに関節に溜まった水を抜いたりするのも注射での治療になりますね。

薬物療法

薬を飲んだり、湿布を張ったりすることで痛みを軽減する方法です。

炎症が起きた時に薬で炎症を抑えたりすることで痛みが軽減します。

ただしこの方法は根本的な原因の改善にはならないので、定期的に薬を処方してもらう必要があります。

物理療法

物理療法は温めたり、電気を掛けることで痛みを軽減する方法です。

この方法も根本的な原因を改善することにはならないので、痛みを和らげるために頻繁に通院する必要性が出てくることが多いです。

ちなみにマッサージなどの治療も物理療法と同じように、根本的な原因の改善にはつながらないので、そういう意味ではマッサージ治療も物理療法の一つと言っても良いかもしれませんね。

運動療法

運動療法は運動をすることで症状を改善していく方法です。

運動療法はやり方によってはかなりの効果を出すことができます。

根本的な原因の改善にもつながると思うので、個人的には是非お勧めしたい方法です。

運動療法は全身の筋肉のバランスを整えることが大事

運動療法で大事なのは

「全身の筋肉のバランスを整えること」

です。

前述しましたが、変形性膝関節症になっている方は「歩き方」「階段の上り下り」での動作に問題が起きていることが多いです。

そして動作に問題がある場合、筋肉の使い方が非常に偏っていることが多いです。

例えば変形性膝関節症と診断された方で「腿(モモ)の内側の筋肉が弱い」と言われた患者さんは結構多いのではないでしょうか?

この「腿の内側の筋肉が弱い」ということも筋肉のバランスが偏っている例の一つですね。

そしてこの様な筋肉のバランスは膝の周辺だけではなく全身に起きています。

ですから筋肉を鍛える時も膝の周辺だけではなく、全身の筋肉を鍛えてあげることが大事になってきます。

全身の筋肉の中でも「インナーマッスル」を鍛えることが大事

全身の筋肉の中でも特に重要なのが「インナーマッスル」です。

インナーマッスルを鍛えると全身の筋肉の動きの効率が良くなることが様々な研究から判明しています。

ですからインナーマッスルを鍛えることは「筋肉のバランスを良くする」という方法の基礎になるのです。

ただし、他のブログ記事(インナーマッスルとは?)でも述べたことが有りますが、インナーマッスルをトレーニングすることはそんなに簡単なことではありません。

体力的にキツいトレーニングをするわけではありませんが、患者さんの「集中力」と「継続する力」が必要となってきます。

ですから他の治療と比べると、患者さんは少し大変かもしれません。

ですが、インナーマッスルを鍛え筋肉のバランスを整えることは症状の改善以外にもメリットが有ります。

そういったことから考えても「筋肉のバランスを整える」という方法で痛みを改善することが理想的だと思っています。

治療期間

変形性膝関節症の痛みが改善するまでの期間は個人差があります。

インナーマッスルを鍛えることで症状の改善を目指した場合であれば、1週間で改善する人もいれば半年くらい掛かる人もいるでしょう。

ですから治療期間は、あくまでも目安となりますが1か月くらいで改善する方が多いように感じます。

ちなみに整えた筋肉のバランスは何もしなければ、再び崩れてきてしまいます。

ですから筋肉のバランスを維持するためには、セルフケアなどでトレーニングを行う事で、筋肉のバランスを管理する必要があります。

まとめ

変形性膝関節症は「治らない」「年だから」と言われることが多い痛みです。

ですがしっかりとした治療プランで、しっかりとした筋肉をつけることができれば治るものだと考えています。

ですから、患者さんは少し大変かもしれませんが、トライして頂きたいと思っています。

ということで。

それでは皆さんまた次回♪

 

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