健康で若々しい体を維持する為に『椎間板の構造』を詳しく解説します。
健康で若々しい身体を維持する為には、姿勢を良い状態で保つことも大事です。
そんな姿勢と直接関与するモノの中の一つに椎間板という組織があります。
今回は、そんな『椎間板の構造』について解説していこうと思います。
椎間板の構造を知る事で、背骨が曲がってしまう事を予防できる可能性を高める事ができます。
ですから、良い姿勢を維持し、若々しく健康な体を維持する為にも、知識を身に付けて行って頂ければと思います。
目次
椎間板は背骨と背骨の間にあるクッション
では早速、椎間板について解説をしていこうと思います。
椎間板とは、背骨と背骨の間にある組織で、背骨に荷重が掛かった時に衝撃を和らげるクッションとしての役割を担っています。
ちなみに、椎間板をイラストで見るとこんな感じです。
このイラストは背骨の一部を横から見たイラストで、向かって左がお腹側で、右が背中側です。
そして、背骨と背骨の間にあるのが椎間板です。
では、角度を変えて背骨を前から見たイラストも見てみましょう。
前から見ると椎間板はこんな感じになっています。
この様に、椎間板は背骨と背骨の間にあり、衝撃を和らげてくれます。
椎間板の構造
では、そんな椎間板がどの様な構造になっているのかをもう少し解説します。
この椎間板の構造を詳しく知ることが、姿勢の維持にとても役立つので、是非覚えていってください。
では、まず先ほどの前から椎間板を見たイラストです。
このイラストから上の骨をどかします。
そして、椎間板を上からのぞいてみましょう。
このイラストが、椎間板を上からのぞいたものです。
イラストにも書いてあるように、椎間板は中心部の『髄核』と、髄核の周りを取り囲む『繊維輪』で構成されています。
ちなみに、髄核を取り囲んでいる繊維輪は繊維質(筋っぽい感じ)な組織です。
そして、椎間板の中心部にある髄核はゼリー状になっており水分を80%も含んでいます。
この『髄核が多くの水分を含んでいる』という点は、背骨を良い状態で維持することに深く関係しているので、確実に覚えて欲しいポイントです。
ちなみに、『髄核の水分が背骨の状態とどのように関係してるのか?』を解説した記事も書いていますので、よろしければそちらの記事もご覧頂ければと思います。
まとめ
身体を若々しく保つためには、身体の知識を知ることがとても大事です。
今回説明したことは、そこそこ踏み込んだ内容ですが、身体のことを詳しく知れば知るほど、若々しさと健康を維持することにつながります。
ですから、今回の椎間板の構造についてもしっかりと覚えて、自分自身の健康増進の為に活かして頂ければと思います。
この記事を書いた人
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施術歴10年
整形外科や接骨院で研修を重ねる中で姿勢の重要さに気付く。
それ以来、解剖学・生理学だけでなく、力学・生物学・進化学といった分野の科学的根拠にも基づいて姿勢改善と言うものを考え続ける。
今ではそれらの知識を活かし『本当の良い姿勢』についてお伝えしながら皆様の姿勢改善と健康をサポートしております。
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