本当の良い姿勢はインナーマッスルを使った姿勢?インナーマッスルを使った姿勢が本当の良い姿勢である理由について。

良い姿勢になると身体に様々なメリットをもたらします。

しかしそんな良い姿勢は、ただ胸を張っていたり、左右や前後のバランスが整っていれば良いという訳では有りません。

つまり、

一見良い姿勢に見えても、実は良い姿勢になっていない事がある

ということです。

今回はそんな『本当の良い姿勢と何なのか?』ということについて解説していこうと思います。

本当の良い姿勢になるためには、『本当の良い姿勢』について知ることが大事ですし、その『知る』という事が姿勢改善の第一歩だと思っていますので、よろしければ最後まで読んでみて下さい。

今回参考にした本:『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論 運動器系』『ストレングストレーニング&コンディショニング』

本当の良い姿勢とはどのような姿勢?

では早速、『良い姿勢とはどのような姿勢なのか』ということについて解説していこうと思います。

私が考える良い姿勢とは

『インナーマッスルを使った姿勢』

です。

インナーマッスルとは体の内部に有る筋肉で、外から触ることが困難な筋肉です。

ちなみにインナーマッスルをイラストで見るとこんな感じです。

このイラストの様に背骨や関節の周辺に付いていて、姿勢を維持することにも関与しています。

そして極論にはなりますが、そんなインナーマッスルを使った姿勢であれば、胸を張っている様に見えなくても、左右や前後のバランスが均等でなくても良いと思っています。

では、そんなインナーマッスルを使った姿勢が、何故『本当の良い姿勢』と言えるのでしょうか?

それにはいくつかの理由が有りますので、その理由について詳しく解説していこうと思います。

インナーマッスルを使った良い姿勢は疲れにくい

では早速、『インナーマッスルを使った姿勢が本当に良い姿勢である理由』について解説していこうと思います。

まず、その理由として最初に挙げるのは

『インナーマッスルは持久力に優れている為、姿勢を維持するのに向いている』

と言うものです。

ではその理由についてもう少し詳しく解説していこうと思います。

姿勢を維持する時に使うインナーマッスルには、ミオグロビンと言うタンパク質が多く含まれています。

実はこのミオグロビンと言うタンパク質は、酸素を筋肉内に貯めておく役割を持ったタンパク質です。

ですから、このミオグロビンが多く含まれているインナーマッスルは酸素を使う有酸素運動をとても得意としています。

そして、有酸素運動は持久力を必要とする時の運動で有り、そんな有酸素運動が得意なインナーマッスルは持久力に優れていると言うことができるんですね。

ですから、

『インナーマッスルで姿勢を維持した場合は、良い姿勢でも疲れを感じにくい』

というメリットを得ることができます。

そして、その様なメリットから考えると『インナーマッスルは姿勢を維持するのに向いている筋肉である』と言えると思いますし、そう言ったことから考えても『インナーマッスルを使った姿勢は本当の良い姿勢である』ということができるんですね。

インナーマッスルを使えると筋肉が緩む

では次に『インナーマッスルを使った姿勢が本当の良い姿勢である理由』として挙げるのが

『インナーマッスルを使うとアウターマッスル(体の表面にある筋肉)の力が抜けて緩むから』

と言うものです。

では、この理由についても、もう少し詳しく解説をして行こうと思います。

アウターマッスルとは、体の表面に有る筋肉で、手で簡単に触れることのできる腹筋や背筋は全てアウターマッスルです。

もう少し分かりやすく例えると、マッサージや鍼灸の治療を受ける時に、肩・背中・脚の筋肉が『こってますね~』『張ってますね~』『硬くなってますね~』と言われることがありますよね?

そういった『こってますね~』とか『張ってますね~』とか言われる筋肉のほとんどがアウターマッスルです。

また、『姿勢を良くして下さい』と言われ姿勢を良くしようとすると、背中の筋肉に力が入る方が多いと思いますが、その姿勢を良くした時に力が入る背中の筋肉もアウターマッスルです。

そして、そんなアウターマッスルは、先ほどお話したミオグロビンが少ない傾向に有ります。

ですから、アウターマッスルは非常に疲れ易いという特徴を持っているんですね。

そして、そんなアウターマッスルである背中の筋肉に力を入れて姿勢を良くしようとすれば、すぐに疲れてしまうのです。

しかし実は、インナーマッスルで姿勢を維持できると、アウターマッスルで姿勢を維持する必要は無くなる為、アウターマッスルの力は抜けて緩んだ状態になります

そして、疲れやすいアウターマッスルの力が抜ければ疲れはたまりにくくなりますし、その様にアウターマッスルに疲れがたまらなければ、筋肉のコリや張りは出にくくなるのです。

ですから、そういった『アウターマッスルが疲れにくくなる』というメリットから考えても『インナーマッスルを使った姿勢は本当の良い姿勢である』と言うことができるんですね。

インナーマッスルを使った姿勢になると関節や筋肉の動きが良くなる

では最後に『インナーマッスルを使った姿勢が本当の良い姿勢である理由』として挙げるのが

『インナーマッスルを使うと関節や筋肉の動きがスムーズになるから』

というものです。

インナーマッスルは姿勢を維持するという役割がありますが、同時に関節をきちんと嚙合わせることで関節の動きをスムーズにするという役割も持っています。

そして、関節がスムーズに動けば関節に掛かる負担も少なくなりますし、スムーズに動く分、筋肉への負担も減ります。

その為、関節や筋肉の負担は減り、痛みやケガの発生率を下げてくれるのです。

また、インナーマッスルを使った姿勢になることは、体中の関節の動きが正常化することにもつながる為、筋肉の動きを良くしてくれることにもつながります。

そして、筋肉の動きが良くなることで、血流が良くなったり、疲れにくくなったりするといったメリットを与えてくれるのです。

この様に、インナーマッスルを使った姿勢になることは、体に多くのメリットを与えてくれます

そして、そういったメリットが多いということから考えても、『インナーマッスルを使った良い姿勢は本当の良い姿勢である』と言うことができるのです。

ちなみに当院のブログでは、『インナーマッスルを使った良い姿勢になると得られるメリット』について解説した記事をもありますので、ご興味のある方はそちらの記事もご覧になってみてください。

インナーマッスルを使った姿勢は、腹筋を微妙に使うくらいで、ほとんど骨で立っている感覚になる

ここまで述べてきた様に、インナーマッスルを使った姿勢はメリットが多く、そういったメリットの多さから考えても『インナーマッスルを使った姿勢が本当の良い姿勢である』といえるでしょう。

ちなみに、そんな『本当の良い姿勢』は、先ほども述べた通り、背中の筋肉などのアウターマッスルを使わなくても姿勢を維持できます。

その様なことから、『本当の良い姿勢』になることができれば、腹筋だけを微妙に使っているだけで、ほとんどの筋肉は緩んで力が抜ける感覚になり、まるで骨だけで立っている様な感覚になるでしょう。

ですから、『本当の良い姿勢』を目指す場合は、そういった『筋肉が緩み、骨だけで立っている感覚』を目指して、姿勢を意識して頂ければ本当の良い姿勢になれる可能性を高めてくれると思います。

ちなみに、『本当の良い姿勢』を自分自身の力で目指す場合はある程度の知識も必要となります。

そんな自分で『本当の良い姿勢』を目指す場合のポイントについて解説した記事も有りますので、よろしければそちらの記事も参考にして頂ければと思います。

まとめ

ここまで述べてきたように、インナーマッスルを使った姿勢は、とてもメリットが多いですし、そういったメリットの多さから考えると、インナーマッスルを使った姿勢は『本当の良い姿勢』と言えるでしょう。

しかし、そんな『本当の良い姿勢』になることは、そう簡単なことではありません。

ですが、健康な体を目指すためにも、自分なりに少しずつでも良いので、『本当の良い姿勢』になれるようにトライして頂ければと思います。

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この記事を書いた人

塚越 弘憲
塚越 弘憲塚越接骨院 院長
施術歴10年

整形外科や接骨院で研修を重ねる中で姿勢の重要さに気付く。
それ以来、解剖学・生理学だけでなく、力学・生物学・進化学といった分野の科学的根拠にも基づいて姿勢改善と言うものを考え続ける。
今ではそれらの知識を活かし『本当の良い姿勢』についてお伝えしながら皆様の姿勢改善と健康をサポートしております。

『本当の良い姿勢』に近づくためのサポートを致します。

『本当の良い姿勢』になると、体の筋肉は緩み、お体に様々なメリットを与えてくれます。塚越接骨院では、そんな『本当の良い姿勢』になって頂くために、一人一人の症状や個性に合わせたサポートを致します。

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